約束の日。さて人は来るのか

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執筆:2009年1月7日


昨日ドタキャンされた講習会。今日はやるのか。

今日もまた朝から講習の準備。今日こそはと張り切るアイマン。

10時。人が来る気配は一向にありません。アイマンも待ちくたびれた様子。今日も来ないんじゃないか、という不安が頭をよぎります。

12時。結局来ず。とうとう片付け始めました。今回の講習会、聞くと2,3日前にいきなりやってくれと頼まれたらしいです。しかも、内容は完全に試験場任せで、挙句に誰が講習を受けるのかさえ知らされていなかったようです。

シリアでは時間に遅れたり、約束をすっぽかしたりすることはアーディ―(普通)だそうです。なので、あまり怒りません。日本では考えられませんが。

シリアの時間の感覚は日本と全然違います。例えば乗り物。電車の場合、日本では分刻みで運行し、時間のずれも数分程度。しかも、少しでも遅れれば、ごめんなさいと謝る。シリアでは一応時間は決まっているものの、時間どおりに出発、到着することは100%ありません。バスやセルビスにいたっては、人を満杯にしてから出発するので、出発時間自体無いに等しいです。

そんなルーズさにイライラすることもありましたが、今では当たり前になってしまいました。きっとシリアのゆっくりした時間の流れに浸かっているうちに順応した結果だと思います。

シリアの時間の流れは日本と比較すると、とても緩やかです。その国にはその国の時間の流れ方があるんだな~と最近思うようになりました。そしてその時間の流れに沿った、社会や文化が形成されているということ。

アルギーレなんかもゆっくりした時間の中でこそ楽しめるものだと思います。でもあんまりシリアの時間に馴染みすぎると、日本に帰ってからが大変かもしれません。

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