ラッカの旅その4。砂漠の移動スーク~砂漠の民、ベドウィン

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執筆:2008年11月1日


ラッカを堪能した翌日。他の遺跡も見せてやる!とのことでこの日もまたいろりろ連れて行ってもらうことになりました。

ラッカ近郊はユーフラテス川を少し離れるとひたすら砂漠。南の方に面白いものがあるから、とのことで砂漠の中南へ向かいました。

道中はとにかく砂漠。ここで車が止まったら終わりだと恐怖を感じてしまうくらい何もありません。

変わり映えのしない景色に飽きかけていたそのとき、突然人の集団が現れました。

なんだろう…とよってもらうと、移動スーク(市場)でした。わたしが住んでいる村にも週に一度来るのですが、シリアでは特に砂漠地帯では移動スークがあり、そこで日用品を購入します。ここは主にベドウィンの人たちが買いに来るみたいです。

スークの中はこのような人ばかり。アラブの男性というと赤いスカーフに黒いわっかをかぶり、おばQのような白い服を着ているイメージがありますが、都市では意外と見ることがなく、こんなにたくさん見るのは初めてです。

スークではたくさんの野菜や香辛料

服や日用品

雑貨やじゅうたんなどありとあらゆるものが売り買いされていました。

さらに進むと今度は薄い緑にラクダの群れが見えてきました。

ベドウィンです。ベドウィンは砂漠の遊牧民で家畜を連れ、エサや水を求め砂漠を放浪するそうです。こうやって実際に放牧している姿を見るのは初めてです。

子どもも一人前にラクダをって働いていました。まだ目的地の全然前だそうですが、砂漠での生活を垣間見ることができました。

続く。

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