14回をむかえるUNHCR難民映画祭ですが今年はオンラインで開催されます。
いつか行ってみたいと思っていたのですがなかなか機会がありませんでした。今年は新型コロナウィルスの影響もありオンラインで開催されるとのことです。
目次
上映方法・期間
期間は11月1日(日)から12月10日(木)までチケットを買えばいつでも見放題。チケットは視聴料として2,000円、さらに5,000円までの募金付きチケットがあります。詳細はUNHCR難民映画祭公式サイトに記載されています。
上映作品
今回上映される作品は6作品。そのうち2作品がシリアを題材にした作品です。
ザ・ケーブ
シリア内戦により荒廃した街の下には、包囲された市民に希望と避難の場所を与える地下病院があった。その病院で治療に当たるのが、小児科医であり病院の責任者でもある医師のアマニ・バロア。家父長制的な文化の中で働くアマニや同僚の女性たちは、男性と同等に働く権利を主張する。そして、日常的に続く爆撃や物不足、さらには化学攻撃の恐怖と闘いながら日々を過ごす。アマニを中心に、困難に立ち向かい結束する人々の姿を追う。
アレッポ最後の男たち
シリアの街アレッポは今日もまた昼夜を問わず爆撃が続く。そこには人々が逃げ惑う中、誰よりも早く瓦礫の中から生存者を救うため、爆撃地に向かう男たち「ホワイト・ヘルメット」の姿が。戦闘機が再び攻撃を仕掛けて来るかもしれない中、人々の命を救おうとする男たち。だが彼らにも守るべき家族がいる。自らの命を懸け、家族を危険にさらしてまで、そこに留まるべきか否か―。本作は筆舌に尽くしがたい苛烈な戦闘地で人々が見せる勇気と他者に対する人間愛を描く。
他にもLGBTや女性の性暴力、社会進出などをテーマにした映画が上映されます。日本は、世界は新型コロナウィルスにより大きな影響を受けていますが、世界はそれだけではない、様々な問題を抱えています。この映画祭をきっかけに目を向けてみませんか。