アイード・セイエッド(キリスト教徒の町のお祭り)-ラマダン7日目-

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シリアの人口の10~15%はキリスト教徒。今日はキリスト教徒の町、セイドナーヤで祭りがあるというので、祭りを見に行ってきました。セイドナーヤまではダマスからセルビスで約1時間、25sp(約50円)でした。キリスト教徒の町ということもあり、セルビスに乗る人はみなヒジャーブを被ってません。

セイドナーヤに着いたのが17時30分。日曜日のようなゆったりとした雰囲気で、ゴミゴミしたダマスカスとは一味違います。また景色も素晴らしい。 

祭りが始まるのが18時なのでまだ少し時間があります。ふらふらしてるとレバノン人のグループに声をかけられ、一緒に教会を見てまわることにしました。今日はレバノンからも多くの人が来ているらしいです。彼らはセイドナーヤから車で1時間~1時間30分くらいの村に住んでおり、この祭りにも何回かきているそうです。レバノンと言えば、戦争やらテロやらできな臭いイメージがありますが、
『今は平和だよ、レバノンにおいで』と言っておりました。

もともとシリアもレバノンもビラード・アッシャームとよばれ一つの国でした。
近いし、地中海に面してるし、遺跡もたくさんあるし、是非行ってみたいとは思うのですが、私は禁止されてるため行くことができません。活動が終わったら是非行ってみたいです。

ちなみに今日の祭り、アイード セイエッドというらしいです。意味はよくわかりませんが、直訳するとアイード=祭、セイエッド=Mr、なので、誰か偉人を祭るお祭りだろうな…と思います。

18時。 教会の鐘が一斉に鳴り、マーチングバンドの演奏が聞こえてきました。バンドの先頭にはシリア国旗と大統領の写真。ここでも登場します。聖者の行進やフェイルーズの曲を演奏しつつ教会に近づいてきます。

子供もほっぺを膨らませがんばっていました。   

花火もあがり、華やかです。 

暗くなるにつれどんどん人が増えてきます。教会の中に入るとたくさんの人がいてお祈りしてました。中には泣いている人もいます。特定の信仰対象を持たない私にとって、 お祈りしているイスラム教徒や、キリスト教徒の姿は不思議な感じがします。よく考えれば、神様に対しお祈りをしてる姿を生で見るのはシリアに来て初めてかもしれません。

セルビスの関係で祭りは全部見ず、ダマスカスに帰りました。断食ですが、もちろん続けてます。キリスト教の町にきたからといってやめません。

今日の夕食はセイドナーヤのシャワルマ。50sp(約100円)もする割には美味しくなかったです。


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