執筆:2009年4月30日
普及局のパートナー、サーレヘとシャハバへ絵入りりんご栽培技術プロジェクトの売り込みに行ってきました。
対象は農家と普及所職員。普及所所長も来てくれ、農家も結構な人が来てくれました。右下にわずかに映る女性がシャハバの普及所の所長ですが、実はここまでこぎつけるのになかなか手ごわい人でした。
シャハバを含むスウェーダ地方の人は超真面目、というのが私の印象です。(失礼ですが)他の地域は何も考えずウェルカム、好きなようにやってくれと。でもいざやってみると協力してくれない、ということが多々ありました。しかしここの人たちはそんな空気は一切ありません。ウェルカムな空気はあり、むしろそこは他の地域よりも強いのですが、取り組み方に妥協はありません。生半可な知識だと相手にしてくれません。
最初にシャハバの普及局長に話を持って行ったときも、しかめっ面でしたが事細かく内容を聞かれようやく今日のOKをもらいました。
そんな緊張感あふれる中でのプレゼン。どんな技術が必要なのかというのを写真を交えて説明させていただきました。
農家の目は真剣そのもの。メモを取る人なんて初めてです。
右の男がサーレヘ。私がつまづいたり、難しい質問が来たときはサポートしてくれました。
いろいろ意見はもらいましたが無事終了。終わったら皆さん笑顔でやってみよう!と言ってくれました。そのときの安堵感、喜びはもう半端なかったです。去年からこれが出来てればどんなによかったか…と思いつつも、去年があったからこれがあるのかもしれません。なにはともあれ、シャハバでも無事スタートが切れそうです。