お昼から節水灌漑の専門家と仕事の打ち合わせを兼ねた新年会がありました。場所は専門家宅。専門家の方々は先月の28日にシリアに来たばかりで、家も決まったばかりです。
しかしお宅に伺うと、すでにパソコンとたくさんの資料が広げられており、仕事を始めていました。さすが専門家です。だらだら正月を過ごしていた自分が恥ずかしくなりました。
今回来られた専門家は、昨年終了した節水灌漑プロジェクトフェーズ1の専門家と同じ方々です。フェーズ1の時、私はシリアに来たばかりで、生活、職場になれるので精いっぱいでした。シリアに慣れて、これから一緒に活動できるかな、と思った時はもうプロジェクトが終了しており、専門家と一緒に何かをする機会はあまりありませんでした。
待ちに待った専門家の来シ。相談したいことも積もり積もっていました。今までの活動のこと、これからの活動予定など長々といろいろ話したのですが、全て真剣に聞いてくれ、アドバイスもしてもらえ、とても嬉しかったです。
自分たちの子供のような若造の話を真剣に聞いて、真剣に議論し、私たちのためにもなった、と言う、そんな専門家はシリア人の信頼も非常に厚く、私にとっても尊敬できる存在です。
残り9か月程しかありませんが、専門家と一緒に仕事をして、シリアの農業を向上するのはもちろん、自分も成長したいと思います。