執筆:2008年9月19日
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ラマダン中はイフタールを振る舞うモスクがあります。
シリアの首都、ダマスカスの旧市街にあるウマイヤド・モスクでは去年までラマダン中にイフタールが振舞われました。しかしそのウマイヤド・モスクでのイフタールですが今年から無くなってしまいました。
ウマイヤド・モスクでのイフタールが無くなったのはなぜか。
1)今年全てのものが値上がりし、お金がない(村のおばさん談)
2)今年は大統領がお祈りに来るから(ダマスカスのおじさん談)
3)イフタールを食べに来る人は断食してない人が多いから(同僚談)
4)みんな散らかすから(同僚談)
聞く人により理由が違います。
しかし、3)が最も信憑性がありそうです。新聞に書いてたと言ってましたし。
行きたかったのですが残念です。
しかし、私は去年のラマダン中、1度行きました。せっかくなのでその様子をご紹介します。
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アザーンがなる2時間前。ウマイヤドモスクの東の入り口付近にはイフタールを食べる人の行列ができていました。警察やボランティアらしき人たちにより男、女、家族連れに分けられ、中に入ると、5人くらいで1グループに分けられ座らせれれます。
そこにはすでに食事が用意されていました。
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メニューはホブズ、りんご、ジュース、水、豆ごはんでした。
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アザーンの時間が近づくとなにやら人が数人前に出てきて、コーランの朗読的なものが始まります。 テレビカメラも入っていました。もう生で見れないんですね。残念。
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日が暮れ、アザーンがなります。 イフタールの時間です。
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食事時間はものの数分で終わり、モスク内はゴミだらけ。それを子供が踏んだり、蹴飛ばしたり。
こうして思い返してみると、皆さんのマナーがあまりよくなかったなぁ…と。ウマイヤド・モスクでのイフタールが中止されたのは4)なのかもしれません。