執筆:2007年9月29日
ラマダン中はモスクで夕食の振る舞いがあるんだよ、と先輩隊員に教えてもらい、ダマスカス旧市街にあるウマイヤド・モスクに連れて行ってもらいました。
イスラムの世界ではラマダン中は貧しい人に食事をふるまう習慣があるそうです。モスクでのふるまいは特に貧しい人を限定したものではなく誰でも食べれるよ、とのことです。入ると男女に分けられ、食事が置いてある場所に誘導されました。
時間が近づくとモスクの中から男の人が登場し、歌のようなものを歌い始めました。これは歌ではなくコーランだそうですがまるで歌のようでした。日本だとお経のような感覚かもしれません。
時間になると一斉に食事がはじまります。4人くらいが人グループになり食べるのですが、メニューはホブズ(アラブのパン)、ルズバザリア(グリンピースご飯)、ジュースにりんごでした。みんな黙々と食べ始めます。
同じグループだったムハンマド。取り分けてくれたりとっても親切でした。
食事はあっという間でものの数分でみなさん食べ終わりましたが、そのあとが悲惨…モスクの中はごみだらけです。神聖な場所なのに綺麗にしないのかなぁ…と思いました。