シリアにおける日本のアニメ事情

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執筆:2008年2月9日


仕事帰りに所用がありダマスカスに行きました。用事が早めに済んだので、シリアの秋葉原と呼ばれるコンピューター街に行き、DVD屋に立ち寄りました。なにか欲しいDVDがあったわけでもないのですが。店内は所狭しとDVDが並べられており、一角には日本のアニメコーナーがありました。

シリアでも日本のアニメは有名です。キャプテン翼、ドラゴンボール、遊戯王、ポケモン、スラムダンク、ハム太郎などなど。私が知らないマニアックなものもあります。改めて日本のアニメ産業はすごいと思いました。

そういえば以前アニメで不思議な体験をしたことがあります。

それはスウェーダでの研修会のとき、1泊の研修だったのですが夕食時に日本のアニメの話になりました。そのなかで『サスケ』というアニメは知ってるか、と。私はきいたこともなく、知らないと答えるとその場にいたシリアの人たちみんなにありえないと驚かれ、見せてやるからと夕食後に見ることになりました。

私もどんなアニメなんだろう、シリアの人はどんなところに興味を持ったんだろう…と楽しみにしてたのですが、見せられたアニメはまさかのアラビア語吹替。よく考えれば当然ですが…私にはさっぱり聞き取れず理解することができません。

そんな中で一斉に笑い出すシリアの人たち。な、面白いだろう!と同意を求められたところでそうだねと言えるわけもなく愛想笑い。理解できない私は日本のアニメをみているのにアウェーな気分です。ただただよくわからないアニメを見ながら30分テレビの前に拘束されていました。

のちに調べてみたところ、1960年代の漫画、アニメだそうで、私が生まれるはるか前のアニメみたいです。

それでもシリアの人たちがこんな形で日本の文化に触れ、楽しんでる姿を見るのは嬉しく誇らしくもありました。そしてやっぱり日本のアニメはすごい…と改めて思いました。

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